海外旅行保険を使ったキャッシュレス受診@チェンマイ
今回は、私の実体験をもとにチェンマイの病院で海外旅行保険を使ってキャッシュレス受診をする流れを紹介します!
この記事を読んでほしい方
・チェンマイで病気になった場合の対処法を知りたい方
・チェンマイ旅行を計画しているが、万が一の医療対応に備えたい方
・タイでエポスカードのキャッシュレス診療の利用方法を知りたい方
病院の紹介と私の症状
私はこれまで2回、エポスカードの海外旅行保険を利用してチェンマイで医療サービスを受けました。
利用したのは、エポスカードの保険と提携している三井住友海上のキャッシュレス診療提携病院「チェンマイラム病院」です。
参考:「三井住友海上」キャッシュレス・メディカルサービス提携病院一覧
チェンマイラム病院は、チェンマイ市内で高い医療水準を誇る総合病院です。最新の医療技術と設備を備え、幅広い医療サービスを提供しているため、旅行者・ロングステイヤー問わず人気の病院です。
チェンマイ空港から最も近く(車で約10分)、旧市街・ニマンヘミン・サンティタムエリアからもアクセスが良いことも魅力です。
英語名: | Chiangmai Ram Hospital |
タイ語: | โรงพยาบาลเชียงใหม่ราม |
診療時間: | 24時間・年中無休(日本語通訳対応時間 8:00~17:00) |
電話: | +6652-004-699 |
Eメール: | chiangmairam@chiangmairam.com |
Web: | CHIANGMAI RAM HOSPITAL |
症状としては以下の通りです。
1回目: 疲労と過食によるお腹の痛み。診断結果は消化不良。
2回目: ものもらい。早期治療のため病院を訪れ、ものもらいと診断。
実際に診療してみた感想は、日本語通訳の方が付いてくださり、医師の方もとても丁寧に診察してくださったので満足の診療となりました。それでは以下で具体的な診療手順を記載します。
具体的な診療手順
症状発症後、病院へ行く判断をします。
1.受診準備
1-1. エポスカード海外旅行保険事故受付センターへ電話
まず、エポスカードの海外旅行保険事故受付センターに電話をします。
タイからの場合の電話番号は1800-011-221です。他の国からの電話番号はこちらより検索可能です。(24/2/5時点)
電話ができるSIMカードを持っている場合は自分の携帯電話から、ない場合はホテルの受付の方に相談してみましょう。
上手く電話が繋がらない場合の対処方法はこちら(エポスカード海外旅行傷害保険のしおり)
電話で本人情報と症状の概要を説明すると、以下書類の提出をメールで依頼されます。今回の案件番号が伝えられるので、案件番号も併記してメールを送付します。また、キャッシュレス決済可能な病院についても電話で問い合わせをすることができます。
■本人情報
・エポスカードのカード番号
・本人情報(生年月日、住所、電話番号)
・日本の出国日
■症状の概要
・いつ、どこで症状が出たのか?
・いつ頃病院へ行く予定か?
■必要書類
①エポスカードの決済証明→ A.エポスカードアプリの”ご利用明細”画面、B.決済した航空券やバスの領収書
②出国日が分かる書類→パスポートの出国スタンプ or 出国フライトのE-ticket など
オペレーターの方の対応はとても丁寧で安心感がありました。
1-2. 必要書類をメールで送付
上記書類をメールで送付します。その後、三井住友海上保険の担当者の方が保険の適応条件を満たしているか確認をし、受診予定の病院へキャッシュレス診療の手配をしてくれます。
1-3.キャッシュレス診療手配完了の電話を着信→病院へ
1-2. で必要書類を送付し問題がなかった場合、30-60分後に三井住友海上保険の担当者からキャッシュレス診療の準備が整った旨の電話が来ます。
電話を受信後、タクシーなどを使って病院へ向かいます。交通手段の請求もできるようなので、タクシーなどを使って移動する場合は領収書をもらいましょう。
■病院への持ち物
・パスポート
・出国日が分かるもの(出国スタンプが押されたパスポート、出国便のeチケットなど)
2.病院での受診
2-1.病院で受付
病院へ到着後、受付へ向かいます。三井住友海上の保険でキャッシュレス診療をする旨を片言英語で伝えます。日本語しか話せない場合も、その旨を伝えれば通訳の方が来てくださいます。保険の担当の方が病院側へ事前に連絡を入れてくれているので、受付は簡単です。
初診の場合は、氏名や滞在先等の情報を等を記入して、初診登録をします。
また、三井住友海上の海外旅行保険利用に必要な申請書の記入も行います。
2-2. 受診
受付が完了すると、受診する予定の科の前の席に案内されます。
名前を呼ばれるまで待ちます。受診の直前になると、日本語通訳の方が来てくださいます。
私がチェンマイラム病院に行った際は、ボさんが通訳に付いてくれました。
通訳のボーさんは、ピッサヌロークのナレースワン大学の日本語学科を卒業。医療用語も理解されていて、私も安心して診療することができました。
少々待った後、診療を受けます。診療は日本語通訳の方を介して行うので、言語の問題もありませんでした。必要に応じて検査をします。私は消化不良の症状の時に念のため盲腸の検査をしたのですが、検査器具はとても清潔で日本と同じクオリティであると感じました。
診療後、会計の席へ移動します。
2-3.精算&薬受領
会計はキャッシュレス決済の場合、支払いは不要ですがサインをします。
その後、会計の隣のブースで薬もらって受診完了です。
今回はキャッシュレス診療の体験をレポートしました。一方で、緊急で受信したい場合や事前のキャッシュレス診療登録をすることができない場合もあるかと思います。その場合は通常の会計後の保険の申請も可能です。
以上、チェンマイの病院でのキャッシュレス決済の流れを紹介させて頂きました。
私自身、海外旅行保険を使ってでの受診は初めてだったのですが、予想以上に待ち時間も少なく、簡単にできることに驚きました。
海外旅行では、病気もケガもなく安全に楽しく過ごせることが一番です。しかし、万が一のことに備えるのも大事ですよね。そんな時に本記事が参考になれば幸いです。
また、エポスカードは旅人・海外ノマド界隈で、もはや定番のカードになりつつありますが、やはり一枚持っておいて損はないと思います。年会費無料で海外旅行保険を適用できるのでおすすめです。
エポスカード 海外旅行傷害保険
その他のチェンマイの日本語が通じる病院はこちら
もし何か不明点があれば、以下お問い合わせからご連絡ください。