チェンマイ観光初心者必見!絶対に外せないお寺7選

ワットスアンドーク

チェンマイ、その古都の魅力はその古き良き寺院群にあると言ってもありません。美しいお寺は豊かな歴史と文化を今に伝えています。

一方で、「チェンマイにはお寺がたくさんありすぎて、どこに行けば良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

本記事ではそんな方に向けてチェンマイ在住者が厳選した7つのお寺を紹介します!(タイ語でお寺は”ワット”と言います)

①ドイステープ

ドイステープ
ドイステープ

ワットドイステープはチェンマイで最も重要なお寺の1つで、標高1,080mのドイステープ山の山頂にあります。「ドイステープに参拝しなければチェンマイを訪れたことにはならない」と言われるほどの名所です。

ドイステープは、650年以上前にラーンナー王朝を統治していたクーナー王によって建立されました。

ドイステープの階段
ドイステープの階段

本堂へとたどり着くために、両側をナーガ(蛇神)に見守られた306段の階段を登ります。(ケーブルカーも併設されております。)

ドイステープ
ドイステープ本堂

階段を上った先には、黄金に輝く高さ約22mの仏塔が待っています!仏塔の中には仏舎利が納められており、多くの人々の篤い信仰を集めています。

ドイステープ
ドイステープからチェンマイ市内を一望

テラスからはチェンマイ市街地を一望でき、「天空の寺院」とも呼ばれています。新年には初日の出をここで迎えることもおすすめです。

名称(英) Wat Phra That Doi Suthep
営業時間 5:00~20:00 (有料ケーブルカーは05:30~20:00頃まで運行)
入場料30バーツ(ケーブルカーは一人50バーツ)
アクセス チェンマイ旧市街から車で約45分

②ワットパーラート

ワットパーラート
ワットパーラート

ワット・パーラートは、チェンマイの山中にひっそりと佇む、神秘的なお寺です。

1383年にラーンナータイ王朝のクーナー王によって建立されたこの寺院は、「斜面の岩の上の寺」という意味を持ちます。ドイステープ寺院へと続く途中に位置しているので、ドイステープと合わせて行くのがおすすめです。

寺院の奥に位置するビルマ様式の苔むす仏塔は、まるでジブリ映画のワンシーンのような雰囲気を醸し出しています。

ワットパーラート
ワットパーラート

他のお寺にはない、緑に囲まれた神秘的な雰囲気をぜひ味わってみてください。

ワットパーラート
ワットパーラート

以前は穴場のお寺であったため人が少なかったようですが、最近は欧米人観光客を中心に人気が高まっています。混雑してしまうと、せっかくのお寺の静寂さが失われてしまうため、早朝の人が少ない時に行くのがおすすめです。

名称(英) Wat Pha Lat
営業時間 6:00~18:00
入場料無料
アクセス チェンマイ旧市街より車で約30分

③ワットプラシン

ワットプラシン
ワットプラシン本堂

チェンマイで最も格式が高いとされるワットプラシンは、タイ北部地域で育まれたラーンナー文化を色濃く残しています。

この寺院は、1345年にラーンナー王朝第5代パーユー王によって建立されました。たチェンマイ旧市街で最も大きい寺院です。

ワットプラシン仏塔
ワットプラシン仏塔

本堂や敷地内のライカム礼拝堂には、プラシン仏像や繊細な木彫り、ラーンナー様式の壁画があり、信仰を集めています。

朝でなく、夜のライトアップされた時間帯に訪れるのもおすすめです。

ワットプラシン
ワットプラシン
名称(英) Wat Phra Sing
営業時間 7:00~22:00
入場料無料
アクセス チェンマイ旧市街 中心部

④ワットチェディルアン

ワットチェディルアン
ワットチェディルアン

ワット・チェディルアンはチェンマイの旧市街の心臓部に位置し、高さ42mの壮大な仏塔は圧巻。

1391年にメンライ王朝のセーンムアンマー王によって創建されました。

ワットチェディルアン
ワットチェディルアンの仏塔へ続く階段

仏塔へ続く階段の脇には5つの頭を持つナーガの彫刻があります。その他、ラーンナー建築の本堂などが見どころです。

本堂だけでなく、涅槃像も迫力があります。

ワットチェディルアン
ワットチェディルアンの涅槃像

ワットチェディルワンはライトアップされる夜の訪問がおすすめです!

名称(英) Wat Chedi Luang
営業時間 5:00~22:00
入場料外国人50バーツ
アクセス チェンマイ旧市街 中心部

⑤ワットスアンドーク

ワットスアンドーク
ワットスアンドーク

ワットスアンドークは、日本語で「花園の寺」と訳されるチェンマイの美しい寺院です。

1383年にラーンナータイ王朝の6代目クーナー王によって、建立されました。

中央の黄金仏塔は48mの高さを誇る、スリランカ様式の仏塔です。仏舎利が納められています。

ワットスアンドーク
ワットスアンドーク黄金仏塔

本堂も迫力がある作りとなっています。

ワットスアンドーク
ワットスアンドークの本堂
名称(英) Wat Suan Dok (Wat Bubharam)
営業時間 6:00~21:00
入場料無料
アクセス チェンマイ旧市街より車で約5分

⑥ワットシースパン

ワットシースパン
ワットシースパン

ワットシースパンはチェンマイの「銀閣寺」。このお寺は、世界で最初に銀で造られたと言われ、その美しい銀細工で知られています。

1500年にマンラーイ王朝のムアン・ゲーオ王の時代に建立され、2008年に銀細工職人たちによって現在の銀一色の美しい姿に改修されました。

ワットシースパン
ワットシースパン本堂

本堂の中も細かい銀細工が施されており、見れば見るほど職人の技術を感じることができます。(本堂へは女性の立ち入りが禁止されています。)

夜のライトアップされたタイミングで訪れるのも昼間とは違った荘厳な雰囲気を味わうことができおすすめです。

ワットシースパン
夜のワットシースパン
名称(英) Wat Sri Suphan
営業時間 7:00~18:00 *1
入場料50バーツ
アクセスチェンマイ旧市街より南へ車で5分

*1:18時以降、本堂内には入れないですが境内には入れました。

⑦ワット・ウモーン

ワットウモーン
ワットウモーン

「洞窟の寺院」として知られるこの神秘的な場所は、チェンマイにおける最も独特で歴史的な寺院の一つです。

1297年にラーンナー王朝の創始者であるマンラーイ王によって建立されました。この寺院は、初めは竹林に囲まれており、「ワット・ウェルカッターラーム」と呼ばれていました。

その後、ラーンナー王朝の6代目のクーナー王の時代に、洞窟が建造され、「ウモーン」(タイ語で洞窟)という名前が付けられました。これらの洞窟は、瞑想修行のために用いられました。

ワットウモーン
ワットウモーン洞窟への入口

寺院の特徴である複数の入り口を持つ地下トンネル。修行僧が瞑想に没頭できるようにと掘られました。

ワットウモーン
ワットウモーン

歴史的な背景と自然との調和が特徴の寺院で、訪れる人々にチェンマイの静けさと平和を体験させてくれます。歴史に興味のある方や、心の平穏を求める方に特におすすめのスポットです。

名称(英) Wat Umong
営業時間 5:00~20:00
入場料無料
アクセス チェンマイ旧市街 中心部
HPお寺HP

まとめとお寺の地図

今回紹介したお寺の位置関係はこちらです。

チェンマイのお寺
チェンマイのお寺マップ

<チェンマイのおすすめのお寺7選>

①ドイステープ (Wat Phra That Doi Suthep)
②ワットパーラート(Wat Pha Lat)
③ワットプラシン(Wat Phra Sing)
④ワットチェディルワン(Wat Chedi Luang)
⑤ワットスアンドーク(Wat Suan Dok )
⑥ワットシースパン(Wat Sri Suphan)
⑦ワットウモーン(Wat Umong)


チェンマイのお寺巡りは、ただきれいな写真を撮るだけではない時間を提供してくれます。少しだけ時間に余裕を持ってお寺に向かい、落ち着いた場所で目を閉じてみてください。より深くチェンマイの文化と精神を感じることができるはずです。

色々なお寺をめぐり、お気に入りのお寺を見つけてみてください。この記事が、チェンマイへの一歩となるとうれしいです。

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