チェンマイ山間部、幼稚園校舎の修繕費ご支援のお願い

背景

タイ北部・チェンマイ県メーワン郡の山間部にあるバーンフアイトーン学校は、幼稚園から中学生まで194名の子どもたちが通う小さな公立学校です。

幼稚園校舎の外観
幼稚園校舎の外観

2025年11月3日、数日にわたる激しい雨と強風の影響で、幼稚園校舎の屋根から雨漏りが発生し、天井ボードが崩れ落ちる事故が起きました。

剥がれ落ちた天井
剥がれ落ちた天井
落下した天井
落下した天井

発生したのは早朝で、幸い子どもたちや先生にけがはありませんでしたが、教室として使うには危険な状態となってしまいました。

教室の現状
教室の現状

現在、幼稚園児20名は、幼児教育には適していない学校の会議室に間借りする形で授業を続けています。

会議室を仮校舎として利用
会議室を仮校舎として利用

遊ぶスペースも限られ、幼児期に必要な学びの環境とは言えない状況です。

不足する修繕費

学校が教育委員会に提出した書類によると、

  • 老朽化した屋根・天井の撤去と新設
  • 雨漏りにより損傷した電気設備の修理
  • 新しい天井・内外壁の塗装・整備

などを含めた修繕に必要な費用は、合計 200,500バーツ(約96万円) と見積もられています。

しかし、山間部の小さな学校の予算だけでは、この金額をまかなうことが難しい状況です。

過去に皆さまからのご協力をいただき、村の保育所の修復を支援した実績も踏まえ、今回はヤティーさんを通じて、学校から「屋根・天井修繕の支援をお願いできないか」とご相談を受けています。

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私だけの力では対応が難しいので、皆様のお力もお借りできないかと考えております。

ご支援のお願い・募金の使い道

今回の学校は私が文化交流をさせてもらった学校の幼稚園校舎となります。

今回の事故で子どもたちがけがをしなかったのは、不幸中の幸いでした。

実際に自分が行った現場であり、また、ツアーを実施させていただいている村の子どもたちが通う幼稚園がこのような状況になってしまい、できる限りのことを行ないたいと考えています。

山間部の小さな学校だからこそ、公的な支援が十分に届きにくい現実があります。しかし同時に、少しずつの支援が集まれば、安全な教室へ生まれ変わらせることができる規模でもあります。

募金を募っています
募金を募っています

ご寄付は、具体的に次のような用途に使わせていただきます。

  • 老朽化した屋根の撤去と、新しい屋根材への張り替え
  • 崩れ落ちた天井材の撤去と、新しい天井の設置
  • 雨漏りで危険になった電気配線・照明の修理
  • 教室内の天井・壁の塗装・仕上げ

突然のお願いとはなりますが、プロジェクトへのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

  • 募金方法
  • 受付期間
  • 報告方法

参考:修繕内容の詳細

工期: 15日間(1工期)

主な工事項目

  1. 撤去作業
    • 屋根撤去:396㎡
    • 天井撤去および残材搬出:189㎡
  2. 改修・新設作業(建築)
    • 屋根材:波板スレート屋根材 700枚
    • 棟瓦: 64枚
    • 天井材:ダイアモンドボード → 約63㎡分、80枚
    • 鉄骨材:
      • 角パイプ鋼 2インチ:100本
      • 丸鋼 3/4インチ:20本
    • その他:
      • 溶接棒:3箱
      • 鉄製ボルト(3/4インチ):3箱
  3. 塗装工事
    • 天井用塗料 18L缶:2缶(約189㎡相当)
  4. 電気設備修繕
    • 電気系統修理一式(1セット)

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