リス族の暮らし体験!カカオの秘密と少数民族の文化体験ツアー
チェンライの秘境でリス族の暮らしとカカオに触れる旅へようこそ。
色鮮やかな伝統衣装をまとう民族の文化や、自然豊かなカカオ農園を巡る体験は、あなたの旅に深い味わいを加えます。
リス族との出会い、そしてカカオからチョコレートへと変わる過程を学びながら、タイの多様な文化の共存を体感しましょう!
目次
①ツアーの見所
1.日本との違いと共通点を感じる!リス族の文化体験
リス族と聞いて何が思い浮かびますか?初めて聞いたという方も多いかもしれません。
リス族は、起源を中国のチベットに持つ山岳民族です。タイ語に加えリス語を話しますし、色鮮やかな衣装を着て、お正月には1週間踊り続けるような日本とは異なる文化を持っています。
一方で、お餅を食べたり、箸を使ってご飯を食べたりと日本と似ている点もあるんです!
リス族の暮らしを体験し、自分の暮らしとの違いや共通点を探してみましょう!
2.カカオからチョコレートへ:食の学習と体験の旅
日本人にとっては身近なチョコレート。それがどのようにできるか知っていますか?
本ツアーではリス族の方と一緒にカカオ農園を歩き、チョコレートの製造プロセスを学びます。また、カカオ農園を通じてリス族が自然とどのように共生しているか、その想いを伺います。
3.タイの多様性を紐解く:タイの民族と宗教を深掘る
多くの方がタイと言えば仏教を思い浮かべるかもしれませんが、実は、イスラム教徒や精霊信仰を持つ山岳民族など、タイには多様な信仰が共存しています。
村の散歩、モスクの訪問などを通じて、タイの民族や宗教の多様性について探ってみましょう!
②参加者の声
K.K. さん
収穫してすぐでしか食べれないカカオの果肉を食べれて感動!
今回初めて知ったリス族の、戦わないためにこの地に辿り着いた話や今だに残るシャーマンが村にいる暮らしなどを聞けて一族の暮らしをディープに楽しむことができました。
2日目は予定を変更してくれて、ミャンマーとの国境近くの市場へ。リス族の方とタイ歴の長い通訳の方と行く市場は一人では躊躇してしまう食べ物にもトライできました!
③村のホスト
スポ リージャー(ニックネーム:ジャヘー)
55歳のジャヘーさんは、リス族の文化継承活動とカカオ農家として、2つの役割を精力的にこなしています。
「自然を守りながら、経済的にも価値のある農作物は何か?」という問いに対し、流行のコーヒーではなく、カカオの栽培を選択しました。また、村のお祭りやイベントではリーダーとして活躍し、若者たちを巻き込んでリス族の文化を継承する役割も担っています。
ジャヘーさんからリス族の文化や、カカオからチョコレートができるまでのプロセスについて学びましょう!
また、ジャヘーさんの息子、ウィンさんも村のことを説明してくれます。
④スケジュール
本ツアーは1泊2日、できれば2泊3日で時間に余裕を持った時間配分にしたいと考えております。参加前に皆様のご希望を踏まえて、適宜スケジュールを調整させてください。
1日目
7:30チェンマイ市内集合 OR 10:00 チェンライ空港/市内集合
ご参加者様の滞在先に応じて集合場所はツアーごとに調整させていただきます。
チェンマイ市内から村への所要時間は車で約4時間、チェンライ市内からは約1時間となります。貸し切りのバンで移動します。
11:00 村到着、ホスト&ゲスト自己紹介
ホストのジャヘーさんによる自己紹介後、簡単なリス語のレッスンとゲストの自己紹介を行います。
かつては“王が飲む不老不死の秘薬”だったともいわれているカカオジュースもウェルカムドリンクとしてトライしてみましょう。
12:00 ランチ&村の紹介
ジャヘーさんの奥さんの家庭料理を楽しみます。辛い物が苦手だったり、アレルギーがある場合は事前にお伝えください。
13:30 カカオ収穫体験
村から1㎞の農園でカカオの実の収穫体験をします。
カカオの実を取った後は、種を実際に食べてみましょう!どんな味がするかな?
15:00 チョコレート製造プロセスの学習:ワークショップ
収穫後、発酵、乾燥、焙煎、粉砕などのプロセスを実際に見て、どのようにチョコレートができるかを学びます。また、実際に自分でチョコレートバーを作ってみましょう。
カカオニブとは、カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎した後に皮を取り除き、小さく砕いたものです。チョコレートの原料として知られており、栄養価が高く、ポリフェノールやミネラルを豊富に含んでいます。ビターな味わいが特徴で、スナックや料理のトッピング、スムージーの材料など、様々な食品に加えて楽しむことができます。
スーパーフード「カカオニブ」とは? Dandelion Chocolate
カカオニブをさらに細かくする工程も見学します。
カカオニブを72時間精製すると、カカオマスができます。
チョコレートの作り方の詳細はこちらからどうぞ👇
18:00 夜ご飯
手作り料理をホストのリージャ―ファミリーと一緒に頂きます。
食後には、ご希望やその日の状況に応じて、キャンプファイヤーやリス族の伝統踊りを踊ります。
21:00 解散・就寝
村にある宿泊施設に泊まって頂きます。宿泊施設にはバスタブはありませんが、温水シャワーが完備されています。
2日目
8:00 餅つき&朝ごはん
リス族の伝統的な方法で餅つきをします。新年の餅つきの動画はこちらからどうぞ。
お餅をついた後は、手で形を作っていきます。バナナの葉に包んで完成です。
できたての餅はとってもおいしいです!
揚げた餅に、村で取れたハチミツにつけて食べても絶品です!
10:00 村散歩
一人ではなかなか歩くことができない村を、村の方とマニタビガイドと共に散策します。
途中では村のモスクも訪れイスラム教についても勉強し、タイの文化の多様性を感じます。
モスクで働くナセル先生のご都合が合えば、簡単に村のイスラム教施設について説明をしてもらいます。
13:00 ランチ
リス族の手作り料理をいただきます!
14:30 記念撮影
リス族の衣装を着て、記念撮影!
15:00 村出発
別れを惜しみながら、村を出発します!
16:00 チェンライ空港/市内 or 19:00 チェンマイ市内 解散
基本的には集合場所で解散とさせていただきます。
チェンマイ市内集合、チェンライ市内解散 も可能な場合がございます。ご相談いただけますと幸いです。
⑤その他
持ち物
推奨度 | 項目 | 備考 |
必需品 | ☐ 汚れてもよい動きやすい服 | 汚れてもよい動きやすい服が推奨です。 |
☐ 長そで、長ズボン | 朝晩は冷える可能性があります。また、虫よけの意味もあります。カカオ農園へ行く際に川を渡る必要があり、まくることができるズボンがおすすめです。 | |
☐ 常備薬 | ||
☐ 汚れてもよい運動靴 | カカオ農園へは靴を履いて行かれることを推奨します。サンダルですと、蟻に噛まれる可能性がございます。 | |
☐ サンダル | ||
☐ 歯ブラシ | ||
あると便利 | ☐ 日焼け止め | |
☐ 帽子 | ||
☐ 汗拭きタオル | ||
☐ 小さなカバン | 飲み物、汗拭きタオル、貴重品などが入る程度 | |
☐ サングラス | ||
☐ シャンプー | こだわりがある人はお持ち下さい。 | |
☐ リンス | 同上 |
村で準備するもの
タオル、シャンプー、リンス―、ボディーソープは村で準備いたします。
シャンプーやリンスにこだわりがある方は自分でお持ちいただけると幸いです。
ツアーができた経緯
このツアーはホストのファミリーとチェンマイ坂田(以後、私)の奇跡的な出会いによって誕生しました。
私がチェンラーイ旅行をしていた際、たまたま市場にココアを売りに来ていたジャヘーさんの息子ウィンさんに出会いました。
以前からカカオに興味を持っていた私は、ぜひ今度農園に行かせてほしいとお願いし、訪問が実現しました。
訪問した際、私が今までに食べてきた何千個のチョコレートづくりの工程の大変さに驚くとともに、リージャ―ファミリーのアツい想いに胸を打たれました。
また、リス族の文化についても触れる機会があり、リス族の家族を大事にする習慣や色鮮やかな衣装、自然と元気になれる踊りなどを体験し、この経験を日本のみなさんにもシェアしたいと思いました。
まだ始まったばかりのツアーであるため、みなさんと一緒により良い体験づくりをしていきたいです。
注意事項
- 天候や状況に応じて、プログラムは変更となる可能性がございます。
- 毎日大量のカカオを生産・精製しているわけではないため、カカオ・チョコレートプロセス見学の際、すべてのプロセスをその場でご覧いただくことができない可能性がございます。ご説明はさせていただきます。
- 村の方は少数民族衣装を着ていない場合がございます(年配の方は日常的に着られている方が多いですが、若者は行事の時のみに着たりすることが多いようです)
- 参加費用に含まれるもの:車代、1日目ランチ・夕食、2日目朝食・ランチ代、宿泊代、体験費用
- 参加費用に含まれないもの:お買い物や予定にないカフェ代
このツアーでは、観光地や風景を楽しむだけではなく、リス族の日常や文化、彼らが大切にしている自然との調和を肌で感じることができます。
リス族の生活とカカオの旅を体験したい方は、この特別なツアーに参加して、忘れられない旅の記憶を一緒に作りましょう!
カカオからチョコレートができるまではこちらの記事もどうぞ
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今月15日、カカオ農園ツアーに参加予定です。
お申込みは、もう既に連れの者がしていると思いますが、個人的に必要であればご教示お願いします。