【チェンマイ少数民族ツアー】タイ最北端でタイルー族の生活体験

竹鍋料理

文化、食、自然と様々な魅力を持つタイ北部の土地、チェンマイ。観光地化されたスポットも魅力的ですが、まだ手つかずの自然と文化が息づく場所での現地の人との交流は何事にも代えられない貴重な体験です。

今回は、タイ最北端&ミャンマー国境沿いにあるワンパイ村での「生活体験」をご紹介!このツアーでは、観光化されていない少数民族の伝統文化に触れ、ホンモノの“生きる”知恵や技術を学び、タイ北部の壮大な自然を感じることができます!

旅のハイライト

多様な民族文化に触れる

「タイ」と聞いた時、どのような顔が思い浮かびますか?

少数民族市場
少数民族が集まる市場。ラフ族とアカ族の人たち。

タイには様々な民族が集まっています。北タイでは特に山岳民族から中国人まで、多様な民族が自分たちの文化を守りながら暮らしています。

少数民族が集まる市場の散策で様々な民族に触れ、今回訪問するタイルー族の村では歓迎の儀式や料理作りでタイルー族の文化を五感を使って体験します!

タイルー族の歓迎の儀式
タイルー族の歓迎の儀式

“生きる”知恵や技術を学ぶ

もし、日ごろのライフラインが止まったとき、あなたは生き抜くことができますか?

竹鍋料理
竹鍋料理

タイルー族は自然と共存して生きてきた歴史を持ち、現在でも自然の中で生き抜く力を使い、強く楽しく生きています。

森で調達した食材を使った料理づくりやナイフ一本での竹細工作りを通じて、生きるために必要なものは何なのかを考えてみましょう。

森食材。バナナの芯やつぼみ、ハーブなど
森の食材。バナナの芯やつぼみ、ハーブなど

北タイの雄大な自然を感じる

あなたが一日で一番見ているものは何ですか?私はスマートフォンとパソコンの画面です。

村のお寺からの絶景
村のお寺からの絶景。左がチェンマイ県・右がチェンライ県

そんなデジタルの世界から離れて自然の中に身を投じ、リラックス&リフレッシュしましょう!

森ハイキング
森ハイキング

訪問先の概要

訪問先の村は「ワンパイ村」と呼ばれる村です。チェンマイ県、メーアイ郡、タートン市に属しています。

村はタイとミャンマーの国境沿い、チェンマイ県の最北端に位置しています。チェンマイ市内からの所要時間は車で約3.5~4時間です。

ワンパイ村の位置

Googleマップはこちら↓

村のホスト

チャイさん

チャイさん
チャイさん

村では村人の方があたたかく迎えてくれます。その村びとの方をリードしているのがチャイさんです。

若い頃は都市に住んでいたことがあったものの、結婚を機にワンパイ村へ。村では文化体験を提供する仕事に加え、村のゴミ処理プロジェクトや山火事防止活動のリーダーなども務め、村の中心人物です。

「自分は村の文化の魅力や価値に気づいているが、若い世代は気づきにくい。外部の人が来ることによって、村の若者にも村の価値の素晴らしさに気づいてほしい」とアツい想いを持って、旅プログラムを作っています。

42歳。日本の好きな映画は「おっぱいバレー」

ジョームさん

チャイさんと共に村の文化伝承活動に尽力するジョームさん。

ミャンマーで生まれ、20歳になるまではお坊さんとして修業をしていました。しかし、お坊さんでは結婚ができないため、一般の社会に戻ることを決断。結婚後、バンコクでカノムトーキョー(タイ風クレープ)の屋台をするなどして、お金を稼いでいました。

現在は村に腰を据え、学校で子どもたちにカノムトーキョーを売る仕事をしつつ、文化伝承活動や山火事防止活動などに取り組んでいます。

ユーモアあふれる人で、自分で作詞作曲して歌を歌っています。また、サバイバル力も高く、竹で鍋、スプーン、楽器となんでも作ってしまいます。

ジョームさん
ジョームさん

こちらの2人だけでなく、チャイさんやジョームさんの奥さんや息子さん、他の村の方が暖かく受け入れてくれます。

ワンパイ村の方たち
ワンパイ村の方たち

スケジュール(仮)

1日目:多様な文化を感じる

7:30-8:00: チェンマイ市内の各ホテルでピックアップ

貸し切りバンで村へ向かいます。ご宿泊先へお迎えに上がります。村へは約4時間かかるため、途中で休憩しながら向かいます。

11:00:中国人村で昼食(雲南麺や餃子)

「タイで中国人村?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。タイ北部には国共内戦で共産党に敗れた国民党の方がたくさん暮らしています。おいしい中華料理を食べながら、タイへ移住した中国の方の歴史に思いを馳せてみましょう。

中国人村
中国人村
雲南ラーメン
雲南ラーメン


12:00:中国人村出発

13:00:ワンパイ村着、祠に挨拶、伝統儀式、村の散策

お昼ご飯を食べて、1時間ちょっと車を走らせるといよいよワンパイ村に到着します。

村の通り
村の通り

村に到着後は祠に挨拶をします。

祠にお祈り
祠にお祈り

また、タイルー族の伝統的な歓迎の儀式も村の長老たちに執り行ってもらいます。

村の歓迎の儀式
村の歓迎の儀式
16:00 いかだ(仮)

川の近くで自然と共存しているタイルー族。自動車が走る前は、いかだが主な交通手段。大自然の中を手作りのいかだで揺られながら、いかだだからこそ感じられる時間の流れと景色を楽しみます。

いかだ下り
いかだ下り
いかだ
いかだ
18:00 夜ご飯

村の手作り料理をみんなで囲みながら頂きます。

村のごはん
村のごはん:ガイヤーンやナムプリック(特製付けタレ)など

2日目:生きる技術を学ぶ

6:30 起床、托鉢

村のお寺のお坊さんへお供え物を献上します。

托鉢:村のお寺のお坊さんへお供え物を献上する
托鉢
7:00 少数民族の集まる市場

その後、アカ族やリス族、ラフ族など様々な民族が集まる市場へ向かいます。市場で朝ごはんをたべつつ、お土産を探すこともできます。

少数民族市場
少数民族市場
野菜を売る少数民族の方
野菜を売る少数民族の方

アカ族の方の刺繍の技術を、現代風のデザインにしたかわいいお土産もあります。

アカ族の刺繍のカバン
アカ族の刺繍のカバン
9:30 山散策&ご飯

今回の旅のメインの森散策&ごはんづくり。

まずは、料理地点まで30分程山を歩きます。

森を歩いていきます。
森を歩いていきます。

その後、竹をナイフで加工して鍋や食器を作ったり、森にあるバナナからつぼみや芯を調達します。材料を調理していきます。

竹鍋づくり
竹を鍋代わりにして野菜と肉を煮込む
大自然の中でごはん
大自然の中でごはん
14:00 村へ帰還、休憩

シャワーを浴びて休憩します。

17:00 夜ご飯

夜ご飯は自然の中で、鍋と焼肉の二刀流のタイ料理、ムーガタをみんなでいただきます。(今回の旅の前に雨が降らず、大気の状態が悪い場合は外での食事はやめる可能性あり)

夜ご飯、ムーガタ
夜ご飯、ムーガタ


3日目:村の”食”を楽しみ、学ぶ

朝ごはん

村のごはんを円卓を囲んでいただきます。

朝ごはん
朝ごはん
9:00 こんにゃく&村のカオソーイづくり

軽く朝ごはんを食べて、少し休憩した後に村の人とタイルー族の伝統料理を作ります。

村の方と一緒に料理をつくる

1番の目玉は村の森でとれた野生のこんにゃく料理づくり。

こんにゃく作り
こんにゃく作り

こんにゃくの皮をむき、すりつぶし、てこを使って麺にして、茹でていきます。

茹でたこんにゃくをトマトやとうがらしと和えて食べるととてもおいしいです。

こんにゃくの和え物
こんにゃくの和え物

こんにゃくに加えて、カレーラーメンのカオソーイとは違うタイルー族のカオソーイ作りにも挑戦。中には納豆も入っています。

タイルー族の”カオソーイ”
タイルー族の”カオソーイ”
タイルー族の”カオソーイ”
タイルー族の”カオソーイ”
13:00頃 村出発

名残惜しさが残りますが、記念撮影をして村を出発します。

集合写真
集合写真
18:00頃 チェンマイ市内帰還

途中で休憩をしながら、チェンマイ市内へ帰ります。

その他

寝床・シャワー

寝床
寝床

シャワーは温水が出ます。

シャワー・トイレ
シャワー・トイレ

持ち物

①汚れても良い長そで、長ズボン、靴

森ハイキング
服装イメージ

森へ行く際に使用します。雨季にはまだ入りませんが、雨が降った後だと道がぬかるんでいる可能性もございます。また、汚れてもよい服や靴はお持ちでない場合は、現地調達orレンタルも可能です。事前にご相談させてください。

②シャンプーやリンス

シャンプーやリンスにこだわりがある方は自分でお持ちいただけると幸いです。

③ドライヤー

ドライヤーがある家庭とない家庭があるので、必要な方はお持ちいただけると安心です。

注意事項

  • 森がすぐ近くにあるので、虫やとかげがすぐ近くにいることがあります。害は基本的にはありません。寝床には蚊帳を準備しています。
  • また、小さなサソリが部屋に出たことが1度ございます。噛まれると痛いですが、毒はございません。見つけた場合はホスト側で対応いたします。

本プログラムは現在一般の皆様へのご提供に向けて準備中でございます。準備が完了し次第、SNS等でご連絡させていただきます。

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