【タイ・少数民族ツアー】1年に1度!リス族の旧正月体験ツアー
タイ北部で「少数民族」リス族の文化に触れる特別な「ツアー」に参加してみませんか?
観光客向けではない本物の旧正月のお祭りに参加し、お餅つきや色鮮やかな衣装など、リス族の伝統を体験できます。
さらに、カカオ農園で自然との共生を学び、リス族の暮らしを肌で感じましょう。
目次
リス族旧正月ツアーのハイライト
伝統的な”ホンモノ”の祭りに参加
コムローイ(ランタン祭り)やソンクラーン(水かけ祭り)のような観光客向けのお祭りではなく、リス族の村で昔から続く伝統的な祭りに現地の人々と一緒に参加し、あなたも一員として歓迎される特別な経験を提供します。
リス族の伝統文化を体感
古から受け継がれてきたリス族の文化を感じてみましょう。彼らは中国のチベットに起源を持ち、リス語という独自の言語を話します。
大晦日にはお餅をついたり、お正月当日には色鮮やかな伝統衣装を身にまとい踊ることで五穀豊穣を祈り踊ります。
村の暮らしとその多様な文化を肌で感じることができます。
カカオからチョコレートへの旅を体験
香り豊かなカカオから、チョコレートが生まれるまでのプロセスを五感で体験しましょう。
リス族のジャヘーさん一家のカカオ農園を訪れ、チョコレートの製造過程を学びます。
ジャヘーさんの語る自然との共生の姿は、日本では味わえない感動を与えてくれるでしょう。
リス族村のホスト
ジャヘーさん(スポ リージャー)
ジャヘーさんは55歳で、リス族の文化継承者であり、カカオ農家としての顔を持っています。
「自然を守りながら経済的にも価値ある農作物は何か?」と模索した末、カカオの栽培を選びました。祭りやイベントではリーダーとして若者を導き、伝統を次世代へとつないでいます。彼の情熱と知識から、リス族の文化と生活の魅力を学びましょう。
また、息子のウィンさんも村を案内し、彼らの視点から村の生活を紹介してくれます。
スケジュール(仮)
1日目(2025年1月27日 月曜日)
9:00 チェンマイ発、途中でランチ
チェンマイを出発し、途中で地元のレストランにて昼食を取ります。
13:00 ホワイトテンプル(ワット・ロンクン)見学
タイ北部を代表する白亜の寺院で、その独特なデザインと芸術性を堪能します。
14:30 ブルーテンプル(ワット・ロンスアテン)見学
鮮やかな青色が特徴の寺院で、現代的な仏教美術を楽しめます。
15:30 少数民族博物館見学
タイの多様な少数民族の文化や歴史を学び、リス族についての予備知識を深めます。
17:30 パンサー村到着、夕食
リス族の村に到着し、ホストファミリーと共に伝統的な夕食をいただきます。
20:00 翌日の餅つきの準備
翌朝の餅つきに向けて、材料や道具の準備を行います。
2日目(大晦日 1月28日 火曜日)
6:30 起床
7:30 餅つき体験と朝食
リス族の伝統的な餅つきを体験し、つきたてのお餅を朝食として楽しみます。
つきたてのお餅はとてもおいしいです😋
お餅つきの様子は👇からもどうぞ
10:30 カカオ農園散策
カカオ農園を訪れ、カカオの収穫や栽培方法について学びます。
日本ではほぼ見ることができないカカオの実を実際に収穫します!
カカオの果肉や焙煎前の実も実際に食べてみましょう。どんな味がするかな?
また、ジャヘーさんがどのように自然と共存をしているかもお話を伺います。
一連の流れは👇記事もどうぞ
12:00 昼食と休憩
15:00 チョコレート作りワークショップ
収穫したカカオを使って、チョコレートの製造プロセスを体験します。
チョコレートは収穫したカカオの実を発酵、乾燥、焙煎、粉砕、コンチングと多くのプロセスを経て作られます。
日々食べるチョコレートがどのようにできているのかを実際に見ることができる、貴重な経験です!
16:00 村内散策
村を歩き、リス族の生活や文化を肌で感じます。
19:00 夕食
20:00 新年の踊り開始
リス族の新年を祝う伝統的な踊りに参加し、村人と共に新年を迎えます。
1:00 就寝
3日目(元旦 1月29日 水曜日)
6:00 起床
7:00 男性:村の神社参拝、女性:朝ごはん
男性は女人禁制の村の神社で新年の祈りを捧げます。
お祈り後はみんなで朝ごはんをいただきます。
女性は手作りのチョコレートやハチミツトーストを楽しみます。
9:00 新年の踊り
リス族の新年祭りのハイライト、いよいよ踊りの時間です。
踊り始まる前に村長の家で、開式の辞が行われます。
その後、老若男女を問わず楽しくみんなで踊ります。
手をつないで踊っていると、自然と仲良くなってきます。
リス族の方にとって踊ることは、「家族や自身の幸運、健康、豊作を祈る」意味があるそうです。
12:00 昼食
お昼が近づいたら、みんなで円卓を囲んでお昼ご飯をいただきます。
お祭りの時に食べられるものは👇からどうぞ
15:00 村出発
まだまだリス族の方の踊りは続きますが、チェンマイへと戻ります。
19:30頃 チェンマイ市内帰還
チェンマイ市内へ到着です。2泊3日の旅、おつかれさまでした!
⑤その他
持ち物
推奨度 | 項目 | 備考 |
必需品 | ☐ 汚れてもよい動きやすい服 | 汚れてもよい動きやすい服が推奨です。 |
☐ 長そで、長ズボン | 朝晩は冷える可能性があります。また、虫よけの意味もあります。カカオ農園へ行く際に川を渡る必要があり、まくることができるズボンがおすすめです。 | |
☐ 汚れてもよい運動靴 | カカオ農園へは靴を履いて行かれることを推奨します。サンダルですと、蟻に噛まれる可能性がございます。 | |
☐ 常備薬 | ||
☐ サンダル | ||
☐ 歯ブラシ | ||
あると便利 | ☐ 日焼け止め | |
☐ 帽子 | ||
☐ 汗拭きタオル | ||
☐ 小さなカバン | 飲み物、汗拭きタオル、貴重品などが入る程度 | |
☐ サングラス | ||
☐ シャンプー | こだわりがある人はお持ち下さい。 | |
☐ リンス | 同上 |
村で準備するもの
タオル、シャンプー、リンス―、ボディーソープは村で準備いたします。
シャンプーやリンスにこだわりがある方は自分でお持ちいただけると幸いです。
ツアーができた経緯
このツアーはホストのファミリーとチェンマイ坂田(以後、私)の奇跡的な出会いによって誕生しました。
私がチェンラーイ旅行をしていた際、たまたま市場にココアを売りに来ていたジャヘーさんの息子ウィンさんに出会いました。
以前からカカオに興味を持っていた私は、ぜひ今度農園に行かせてほしいとお願いし、訪問が実現しました。
訪問した際、私が今までに食べてきた何千個のチョコレートづくりの工程の大変さに驚くとともに、リージャ―ファミリーのアツい想いに胸を打たれました。
また、リス族の文化についても触れる機会があり、リス族の家族を大事にする習慣や色鮮やかな衣装、自然と元気になれる踊りなどを体験し、この経験を日本のみなさんにもシェアしたいと思いました。
まだ始まったばかりのツアーであるため、みなさんと一緒により良い体験づくりをしていきたいです。
注意事項
- 天候や状況に応じて、プログラムは変更となる可能性がございます。
- 毎日大量のカカオを生産・精製しているわけではないため、カカオ・チョコレートプロセス見学の際、すべてのプロセスをその場でご覧いただくことができない可能性がございます。ご説明はさせていただきます。
- 村の方は少数民族衣装を着ていない場合がございます(年配の方は日常的に着られている方が多いですが、若者は行事の時のみに着たりすることが多いようです)
- 参加費用に含まれるもの:車代、村での食事代、宿泊代、体験費用
- 参加費用に含まれないもの:お買い物や予定にないカフェ代
このツアーでは、観光地や風景を楽しむだけではなく、リス族の日常や文化、彼らが大切にしている自然との調和を肌で感じることができます。
リス族の生活とカカオの旅を体験したい方は、この特別なツアーに参加して、忘れられない旅の記憶を一緒に作りましょう!
こちらは1年に1度だけの開催となりますが、乾期を中心に通年開催しているカカオツアーは👇からどうぞ(現在本格展開に向け準備中です)