初めてのタイ旅行ガイド:海外旅行保険編

初めてタイ・チェンマイに海外旅行に行くとなると、ワクワクと同時に不安もありますよね。
特に海外旅行保険はいまいちどうすればよいか分からない方も多いのではないでしょうか?
今回は、出発前に確認しておきたい保険の選び方を解説します。安心してタイやチェンマイの旅行ができるよう、一緒に準備を進めていきましょう!
海外旅行保険:万一のリスクに備える
海外では日本と医療事情が異なり、予期せぬ病気やケガ、盗難などのトラブルが起こる可能性があります。実際、ある調査では「24人に1人」が海外旅行中に何らかの事故・病気を経験し保険のお世話になっているというデータもあります。
また、重症の場合は治療や救援に非常に高額な費用がかかることもあります。万一のリスクに備えるため、基本的に海外旅行保険への加入をおすすめします。
①保険会社の旅行保険に加入する場合
旅行保険は空港や保険会社のウェブサイト経由で簡単に加入できます。特に有名なのが損保ジャパンやHS損保といった大手損害保険会社のプランです。
これらの会社では補償内容や保険金額に応じてさまざまなプランが用意されており、自分の旅程や心配事に合わせて選ぶことができます。

損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!】」など大手のプランでは、ケガや病気の治療費用から携行品の盗難まで幅広く補償されます。
保険金額も自由に設定でき、治療・救援費用を無制限に補償するタイプも選択可能です。

HS損保(エイチ・エス損保)の「たびとも」は、オンライン専用でコストパフォーマンスに優れた旅行保険です。
年齢や渡航先エリア別に保険料が設定されており、最も安いプランでも治療費用は最大1,000万円補償されます。
タイ旅行の際も旅行日数に応じて、コスパ良く保険に入ることが可能です。

私が短期の海外旅行へ行く際は、HS損保さんの「たびとも」をよく使っています。
②クレジットカード付帯保険を利用する場合
海外旅行保険はクレジットカード付帯を利用する方法もあります。手持ちのクレジットカードによっては、海外旅行中のケガ・病気や盗難に対する保険が自動で付いている場合があります。
ただし、カードによって「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、適用条件が異なる点に注意が必要です。
- 自動付帯:特別な手続きをしなくても、カードを持っているだけで旅行保険が適用されるタイプです。カード会員である限り出国と同時に保険が有効になります。
- 利用付帯:旅行代金や出発前の交通費など所定の費用をそのカードで支払った場合に保険が適用されるタイプです。多くの無料カードに付帯する保険はこちらで、出発前または出国後にカードで公共交通機関の料金などを支払うことで初めて保険が有効になります。例えば、空港へ向かう電車やバスの代金をカードで支払えば条件クリアとなるケースが一般的です。
クレジットカード付帯保険を使う最大のメリットは追加の保険料がかからないことです。しかし、その補償内容はカードや会員ランクによって様々で、専用の旅行保険に比べると補償額が低めであったり、適用期間が短かったりする場合もあります。
また保険金請求時のサポート体制も、カード会社経由だと最低限のことしかしてもらえないケースがあります。そのため「お金をかけず最低限の備えだけしたい」という場合以外は、必要に応じて別途の旅行保険に加入することも検討したほうが安心です。
エポスカードなら年会費無料で手厚い補償
数あるクレジットカードの中でも旅行初心者におすすめなのが、年会費無料のエポスカードです。
エポスカードの海外旅行保険は利用付帯ですが、先述の通り出発前に電車やバスなど公共交通機関の料金をエポスカードで支払えば適用条件を満たせます。例えば、自宅から空港までのリムジンバス代をエポスで払えばOKなので、難しい手続きも不要です。
補償内容も、無料カードに付帯する保険としては充実しています。傷害治療費用は最大200万円、疾病治療費用は最大270万円まで補償されます。携行品の盗難・破損についても20万円まで補償され(自己負担3,000円)、万一スマホを盗まれた場合などにも一定の保険金が下りるのは安心です。(2025/5時点)
補償期間も1旅行につき最長90日間有効と、長めの旅行でも対応できます。
私がエポスカードの海外旅行保険を使ってチェンマイの病院へ行った事例は👇
主な海外旅行保険プランの比較
参考までに、代表的な保険会社のプランとクレジットカード付帯保険(エポスカード)について、補償内容と保険料の目安を比較してみます。チェンマイを含むタイ(アジア地域)に1週間旅行する場合を想定しています。
保険プラン | 治療費用補償額 | 賠償責任補償額 | 携行品補償額 | 保険料の目安(1週間) |
---|---|---|---|---|
損保ジャパン (off!) | 最大1,000万円(無制限プラン選択可) | 1億円程度 | 30万円程度 | 約2,000~3,000円※ |
HS損保 (たびとも) | 1,000万円(無制限プラン有) | 1億円 | 30万円(電子機器除外) | 約2,000円前後 ※ |
エポスカード付帯保険 | 傷害200万円 / 疾病270万円 | 3,000万円 | 20万円 | 無料(年会費無料・要カード利用) |
※保険料は加入者の年齢や為替レート等によって変動します。またプランによって補償項目を削減したり増やしたりできるため、上記は一例です。
上記のように、専用の旅行保険に加入すれば数百万円~数千万円単位の手厚い補償を得られます。クレジットカード付帯保険は無料で便利ですが、補償額では専用保険に及ばない部分もあります。
旅行初心者の方は、できれば保険会社の海外旅行保険に加入して万全を期し、サブ的にクレジットカードの保険も活用するという形が安心です。
私も以前、タイへ旅行で行く際は保険会社の海外旅行保険に加入していました。
まとめ
- 海外旅行保険は基本的に加入がおすすめ。専用保険なら万一の高額な治療費もカバーされます
- クレジットカードの付帯保険は条件見て利用しましょう。内容が良ければ、専用保険は不要
- クレカの保険でエポスカードは無料で使えるおすすめの一枚です
しっかり準備を整えたら、あとは思い切りチェンマイ旅行を楽しみましょう!
歴史あるお寺巡り、郊外の大自然など、チェンマイには魅力が盛りだくさんです。安全・快適に旅を満喫するためにも、保険は万全にしておいてくださいね。それでは、良い旅を!
現地の暮らし体験
本サイト『マニタビ』は”リアルな現地の暮らし体験”を提供する旅行サービスです。
タイの古都 チェンマイを拠点に、現地の方との交流や自然との触れ合いを大事にしたユニークなツアーを作っています。
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