カレン族村の100%オーガニック&土鍋焙煎珈琲コーヒー

タイ北部の山奥、チェンマイ県メーワーン郡に位置するフアイイーカン村。
森と共に生きるカレン族の人々が暮らすこの村では、村の自然を生かした製法でアラビカ種のコーヒーを育てています。
それは、ただの「美味しいコーヒー」ではありません。
種を蒔き、収穫し、一杯のコーヒーとしてあなたのカップに注がれるまでのすべての工程に、自然の力と途方もない手間の数々が隠されています。そんなディープなストーリーをご紹介します。
タイコーヒーの歴史は、タイ政府観光庁さんの記事もどうぞ
完全なる自然農法で育つ「100%オーガニック」コーヒー
フアイイーカン村のコーヒーの最大の特徴は、文字通りの「100%完全なオーガニック」であることです。

一般的な農園のように、人工的に水を撒いたり、土を耕したり、肥料を与えたりすることは一切ありません。
木陰を利用し、チェンマイの高地特有の気候と自然の雨や土の力だけを頼りに育ちます。(村の標高は約1,000~1,100m)

人の手を加えすぎず「自然のまま」に任せることで、独自の豊かな風味が生まれます。
時間を惜しまない、こだわりの発酵・熟成プロセス
収穫されたコーヒーチェリーは、時間をかけて精製されていきます。この村は、主にウォッシュトプロセスという製法です。
①初期発酵:収穫後、まずは麻袋の中で12時間じっくりと発酵させます。
②果肉除去と本発酵:
専用の機械でチェリーの皮を剥きます。

綺麗に水洗いした後、少量の水に浸してさらに20時間発酵させます。

発効後の豆は、少しぬめりがあります。

③ 天日干し(3〜4週間)
再び水洗いし、太陽の光を浴びながら3〜4週間かけてじっくりと乾燥させます。

11月中旬~2月頃ではヤティーさんの村ツアーではプロセスを見学することも可能です。
一粒一粒大切にしています。

④熟成・エイジング:
乾燥が終わった後は、パーチメント(殻)がついた状態のまま、3〜5ヶ月間寝かせます。寝かせることで、豆の水分量を均一にし、味わいを落ち着かせます。
この徹底した管理と長い熟成期間を経て、ようやく殻を剥き、焙煎へと進む準備が整います。
職人技が光る「土鍋の焙煎」
フアイイーカン村のコーヒーは、昔ながらの「土鍋(หม้อดิน)」を使って焙煎されます。

土鍋の遠赤外線効果と直火の熱を利用したこの焙煎は、まさに職人技。

25〜30分という時間、火加減を細かく調整しながら、豆の芯まで均一に火が通るように片時も休まずかき混ぜ続けます。

そして焙煎後、すぐに飲むことはしません。3〜5日間そのまま寝かせてしっかりと「ガス抜き」をすることで、コーヒー本来の香りと甘みが最大限に引き出されます。
ここで小話。丁寧に焙煎をしていますが、豆の煎り具合には少し差が出ているよう。そこで私が、「均等に豆が煎られた方がいいと思うんですが、機械を使わないんですか?」と聞いてみました。
ヤティーさんは「浅煎りから深煎りが混ざり合えば、ちょうどおいしい味になるんだよ」と答えてくれました。
私は「均等に焙煎されない=よくない」と思っていましたが、こういう考え方もあるんだな。と思いました。
白い花の香りが抜ける、至高のミディアムロースト
こうして丁寧に作られたコーヒーは、豆の個性を最も楽しめるミディアムロースト(中煎り)で仕上げられています。
口に含むと、強すぎない心地よい苦味の奥から、森に咲く白い花のような、華やかで奥深い香りがふわりと抜けきっていきます。
一番のおすすめの飲み方は、シンプルに「ホットのアメリカーノ」。一口飲めば、チェンマイの静かな森の空気や、焚き火の温もり、そしてカレン族の人々の丁寧な手仕事の情景が浮かんでくるはずです。
観光旅行では決して辿り着けない、現地の「暮らし」。大地が薫る一杯の「異日常」を、ぜひあなたのご自宅で体験してみてください。
☕️ 商品詳細
- 精製方法:ウォッシュド・プロセス(WASHED PROCESS)
- 焙煎度合い:ミディアムロースト(MEDIUM ROAST)
- 特徴:100%有機栽培 | 手焙煎土鍋コーヒー(100% ORGANIC & CLAY-POT ROASTED)
このコーヒーが育てられている村へ行くツアーも行っております。👇よりご確認ください!

